MINI Cooperの購入は、かなり前から頭の中にあった。これまでSUVを2台所有していたが、人生の折り返しを迎えた頃、もう少し刺激的で、実用性よりも楽しさを重視した何かで自分にご褒美をあげたくなった。そこで選んだのがMINI Cooper Sだ。スタイリッシュなだけでなく、個性もたっぷり詰まったクルマだ。
理想のMINI Cooper Sを探して
私の中古MINI Cooper S探しは、すぐには終わらなかった。理想の1台を見つけるまで、オンラインの掲載情報をほぼ2カ月にわたって探し続けた。希望はかなり明確だった。状態が良く、事故歴がなく、予算内に収まる赤いMINI Cooper Sだ。フォーラムや中古車サイトを何時間も見た末、ついに見つけた。走行距離45,000 kmの中古の赤いMINI Cooper Sだった。
そのクルマは、私の住んでいる場所からそれほど遠くない街にあった。新しい冒険への期待に胸を膨らませ、友人と電車に乗って実車を見に行った。ひと目見た瞬間、これだと分かった。車両点検は短時間で済み、購入を決めるまで30分もかからなかった。あちこちに小さな傷や不備はあったものの、全体的には素晴らしい状態だった。
うれしい驚き
点検中、BMWのサービススタッフがやって来て、クルマの車載コンピューターに接続した。そのときは何を確認しているのかまったく分からなかったが、後になってうれしい事実が判明した。購入後、このクルマが実は第三者の販売店で展示されていたBMW認定中古車だと分かったのだ。そんな掘り出し物とは思ってもいなかったので、取引はさらに満足のいくものになった。
走行インプレッション: 15,000 kmを走って
それから数カ月が経ち、この魅力的なクルマで15,000 km以上を走った。いつも最初に心をつかまれるのは、俊敏なハンドリングだ。この小さなクルマは、まさに公道を走れるゴーカートという評判どおりだ。狭い街中の道でも、曲がりくねった郊外の道でも、MINI Cooper Sは軽快かつ楽しく走り抜けてくれる。
快適性については、正直に言おう。MINIは決して高級で静かな乗り味のクルマではない。私のクルマにはHarman Kardonサウンドシステムが付いていないが、純正スピーカーでも十分な仕事をしてくれる。そもそも、MINIの魅力はふかふかで静かな走りではない。クルマとのつながりを感じられるダイレクトな感覚と、スタイリッシュで楽しいクルマを運転する高揚感にある。
実用性? それほどでもない。でも気にしない!
MINI Cooperを特徴づける要素のひとつが、フレームレスの2ドアとコンパクトなボディだ。小さなクルマではあるが、短距離なら4人を乗せることもできる。ただし、後席で長時間快適に過ごせるとは誰も思わないほうがいい。それでも、週末のちょっとしたドライブや街中の移動には完璧だ。
MINIの精神を楽しむ
所有して数カ月が経った今、私の中古MINI Cooper Sは期待を上回ってくれたと、自信を持って言える。MINIならではの個性的なルックスと魅力に惹かれる人なら、ぜひ選んでほしい。高級スピーカーがないことや、豪華なインテリアではないことなど、細かな欠点は忘れていい。結局のところ、MINIを所有するというのは、快適性だけの話ではない。個性と歴史、そしてたっぷりの楽しさを備えたクルマを運転することなのだ。
だから、中古MINIの購入を考えているなら、私からのアドバイスはシンプルだ。そのクセを受け入れ、走りを楽しもう。結局、本当に大切なのは見た目の良さであり、MINIはそれを存分に満たしてくれる!